今回、上の子が公立中学校初めての中間テストを受けたので、その結果を基に考察をしてみたいと思います。
厳しい現実
まず結果は、かなり厳しいものでした。
<中学1年 前期中間テスト結果>
国語49点、算数81点、理科64点、社会71点、英語86点 合計351点
正直、子供の勉強量から400点は超えられるだろうと思っていましたが甘かったです。
どの教科も知識を問う問題、思考を問う問題の2つで構成されていました。知識を問う問題は、それなりに勉強しているだけあって点数が取れています。しかし思考を問う問題では、無記入はなかったものの、点数を落としています。
間違えた問題を教科書で確認してみると、細かい補足やおまけのクイズの項目からも出題されていました。凡ミスした問題もありますが、今一歩得点にしきれていないのが現状です。
今回のテストで間違えた事例
点数とならず減点となっているものが目立ちました。
- どんなことですか?と聞かれているのに、「こと」をつけていない。
- ○×問題で×の場合は正しい答えを書きなさい。⇒「×」のみ書いている。
- ○×問題で×の場合はそうならない例を書きなさい。⇒「×」のみ書いている。
- 36と48の最大公約数の求め方を説明しないさい。⇒連除法で解いて答えは正解だか説明になっていない。
- 計算過程を示す途中で「5.3×(-10)」と書くところ「5.3×-10」と書いている
- I (o ) play tennis. の穴埋め問題で 頭文字があるのに無視している。答えoften
- 種子植物をすべて選ぶ問題でワカメが選択欄にあり、選んでしまう。単子葉類を選ぶ問題でもワカメを選んでしまう。ちなみにワカメは藻類と教科書の豆知識に記載あり。
- 条件作文→文章の構成力が弱いため配点の半分しか取れず。
考察
今後の対策を立てるにあたって、テストの傾向を考察すると以下のようなポイントとなります。
- ただキーワード、重要単語を覚えるだけでは対応できない問題も出題される。
- 教科書の細かいところも出題される。(隅々まで読む必要がある。)
- 問題文をしっかり読まないとひっかかる。(例:×のものは正解を書きなさい。)
- 教科書の文章はそのまま出ない。(英語は初めて見る文章でした。)
- 知っている知識で総合的に判断する力が求められる。(共通点や相違点を把握した上でのグループ分けなど)
- 漢字は読み書き合わせて10問出題される。
- 答えを出す過程が問われる。
- 説明する力、文章を作る力が求められる。
今後の対策
うちの子は、テストを受けた時点でできた感触はそれなりにあったようで、今回の結果にショックを受けていました。そこで今後の対策について子供と話し合いました。その結果は以下のとおりです。
- テスト準備期間に入る前に一通り与えられたワークなど教材はこなし、テスト準備日期間は、間違えたところや間違えそうなところをつぶしていく。
- 教科書を隅々まで読む。
- 問題文・質問をよく読む。(求められていることにしっかり答える。)
- 出題されそうなところを自分で予想する。(質問のされ方を自分なりに想像してみる。)
- 応用問題にも積極的に取り組む。
- 出題される範囲の漢字は確実に書けるようにする。
- 問題を解くための過程を残す。(計算式や簡略図を日頃から書く。)
- 他人に説明できるようになる。
何事もどれだけ準備できるかが鍵になります。今回もそれなりに準備したつもりでしたが、やはり足りない部分が多いことが分かったテストでした。
上の子は次の期末テストに向けて、気持ちを切り替えて取り組もうとしているので、親としてはそっと見守りたいと思います。
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