休日の自宅学習をどのように進めるか?
休日、子供にはしっかり学習に取り組んでほしいと思いながら、結局だらだら過ごしてしまい、一日が終わってしまうということはありませんか?
時間の使い方のコツさえつかめば、それほど無理をしなくても自宅学習の時間は十分確保できます。もちろん子供が遊ぶ時間も確保できます。
ここでは、休日の自宅学習をスムーズに進める際のコツについて紹介します。現在、我が家でも実施している方法なので、参考にしてみて下さい。
結論からいうと休日の自宅学習をスムーズに進めるコツは、以下の3つになります。
- 午前中のスタートダッシュを意識する。
- 休日に取り組む学習内容(定例のもの)を事前にリスト化する。
- 自由時間(遊ぶ時間)を必ず確保する。
それでは具体的に説明します。
1.午前中のスタートダッシュを意識する。
午前中のイメージをなんとなく9時からと思っていませんか?しかし、その場合、午前中に使える時間は、たった3時間しかありません。まず一日を効率良く使うためには、朝の早い時間の有効活用が不可欠です。
朝が早ければ早いほど、時間はたくさん確保できますが、まずは朝7時からの学習時間の確保を目標とします。
学習をスムーズに進めるには「午前中の スタートダッシュ がいかにできるか」にかかっています。
実際に朝9時までにある程度の学習ができるとそれ以降の学習の取り組み方に余裕が持てます。
子供にとっては、「もうこんなにできちゃった。すごいでしょ~♪」というような感じになります。見ている親も安心できます。
スタートダッシュをスムーズに切るためには、最初に取り組む学習項目もできるだけ簡単かつ早くできるものを選んでおくことが大切です。
ちなみに我が子は、朝起きて、朝ご飯を待っている間にチャレンジタッチをやっています。毎日の課題が10分程度で終わるため、取り組みやすいようです。
2.休日に取り組む学習内容(定例のもの)を事前にリスト化する。
取り掛かるままでの時間を削減するために、その日に 「何を、いつ、どれくらいの時間 で」取り組むのかの学習項目リストをあらかじめ作成しておきます。
<学習項目リストのメリット>
- やるべきことに迷うことが無くなる。
- どこまで取り組んだのかが分かりやすく、学習の終わりがはっきりする。
- 予定通り取り組むことができた際に達成感が感じられ自信が持てる。
休日は毎週やってきますので、同じリズムで取り組めることが理想です。
<休日の学習項目をリスト化する際の注意点>
- テンポよく学習を進めるため、各学習項目は、所要時間が10分~15分程度(長くても30分まで)のものにする。
- 学習項目は、できるだけ具体的に書く。(取り組む教材名、単元数、枚数、ページ数等を明記する)
- 取り組むべき時間が分かるようにを予定の開始時刻と終了時刻を明記する。(答え合わせの時間含む)
- 難易度が高い学習項目など休日しかできないようなものも1、2個含める。(難易度が高い学習項目は、平日に復習できるように解き方をノートに残すなどの工夫をしておくとよい)
3.遊ぶ時間(自由時間 )を確保する。
休日のすべての時間を学習に費やすのは、子供にとって負担が大きいです。毎週の休日の学習項目をコンスタントにこなしていくには、自由時間もしっかりと確保し、「勉強するの嫌だな〜」と子供に思わせないようにすることも大切なことです。
我が家では、学習時間として、朝3時間、昼1時間、夜2時間を一つの目安としています。あとは、それぞれの状況に合わせて時間数の増減の調整をします。これによりお昼から夕方までほぼ自由な時間ができるため、子供にもストレスがかかりません。また親も自由に動けるので、どちらにもメリットがあります。
まとめ
休日の自宅学習をスムーズに進める際のコツは、以下のとおりです。
- 午前中のスタートダッシュを意識する。
- 休日に取り組む学習内容(定例のもの)を事前にリスト化する。
- 自由時間(遊ぶ時間)を必ず確保する。
「勉強しなさい」だけでは、何をすればいいのか子供も迷うものです。子供がスッと学習に取り組める環境作りに少し親が手を貸してあげることで一日はより有意義なものになりますので、ぜひ試してみて下さい。
コメント