子供の英語力のつけ方

学習方法

普通の子に英語を身に付けさせる

 今は小学5年生から英語の授業が必須となり、小学生の段階から英語を学習しなくてはなりません。

 普段の生活では英語に触れる機会も少なく、帰国子女でもない子供に英語を学習させることは非常に難しいことです。我が家では、子供にできるだけ負担にならない英語の学習方法を試行錯誤してきました。

 ここでは5年生から英語の学習をやってみて、効果があった学習方法を紹介します。

我が家の英語学習の方法

  1. 英語に慣れることを優先する。
  2. 毎日、英語に触れる時間を作る。
  3. 簡単な文法の問題集を繰り返し解く。

1.英語に慣れることを優先する。

 実際の英語学習においては、まずは英語を脳が受け入れやすい状態にすることが必要です。

 テレビで放送されている中国語講座や韓国語講座を聞いても、私の場合、全く理解できず脳が受け付けない状態です。そういう状態からまず抜け出すことが大切です。

 そのために初めの段階は、細かい文法よりも英語の語順やリズムや語尾の上げ下げなどの感覚を大切にして英語に慣れることを優先します。

 英語の環境に身を置くのが理想ですが、現実的ではないので、我が家ではチャレンジタッチ(進研ゼミ)のサブ教材である「もっと英語」のアプリを基本教材としました。

チャレンジタッチ(進研ゼミ

 このアプリは、「発音された語句を答えるもの」、「英語の質問に答えるもの」、「会話中の質問に答えるもの」などのレッスンがあります。アプリのメリットとしては、以下の点が挙げられ、英語に慣れるにはちょうどいい教材です。

  • 1レッスンが5分~10分程度と学習時間が短いので子供にとって負担が少ない。
  • タブレットが英語を発音してくれるとともに子供が発音して答えたものを評価してくれる。
  • 子供だけの力でレッスンを進められる。
レッスン内容(例)

2.毎日、英語に触れる時間を作る。

「日常生活で英語を話す機会が無い。必要に迫られていない。」これが英語学習の難しさです。

 そこで、英語に触れる機会を増やすため、我が家では「もっと英語アプリ」を毎日、学習する項目と決めて習慣にしました。

 毎回のレッスンでは、質問も含めてすべて英語です。レッスンはLevel1~8まであり、レッスンをこなしていくことで、次のLevelへと進んで行きます。

 各Levelに5つのStepがあり、さらにそのStepには30個のレッスンが用意されています。(1つのlevelに150個のレッスンが用意されているとう大ボリュームです。)

「もっと英語」アプリ Level 5 step 3

 現在、我が子はレベル5のステージ3となっていますが、5年生からスタートしたので、今日までに600回以上のレッスンを受けたことになります。子供が続けやすいアプリの作り込みはすごいと思います。

 このアプリをやることで、うちの子供は英語に対しての拒否感が無くなり、感覚的に英語を受け入れられるようになりました。

3.簡単な文法の問題集を繰り返し解く。

 中学生になれば当然、英語の文法の知識も軽視できません。

 そこで、子供が英語を受け入れる下地ができた段階で「10分間集中ドリル 中1英語」の問題集をやることにしました。比較的簡単で毎日、短時間できそうな問題集として選びました。

学研 10分間集中ドリル 中1英語 

 この問題集は、A5サイズの1枚の問題を10分でやることがコンセプトとなっており48回分が収録されています。我が子は、毎日1ページを目標にこなし、現在3周目です。

 最初のうちは答えを見ながらやっておりましたが、3周目ともなると答えを見なくてもある程度、解けるようになり、学習の効率が良くなります。

 英語は文型として型が決まっているので、感覚的に受け入れられるようになってきたところに文法(文の成り立ち)を補足してあげることで、英語がさらに定着しやすくなります。

中学生なるまでに

 親としては、子供に英語の苦手意識が無い状態で中学に突入させてあげたいところです。

 英語を始めるのは早ければ早い方がいいですが、継続しないと子供はすぐ忘れてしまいます。そういう意味では小学5年生ぐらいから始めるのでもちょうどいいように思います。

 普通に生活の中で英語に触れる機会はほとんどありません。英語を上達させるためには、英語に触れる機会を強制的に作ってあげるなどの親のサポートが必要となります。

まとめ

今回紹介した英語の学習方法は以下のとおりです。

  1. 英語に慣れることを優先する。
  2. 毎日、英語に触れる機会を作る。
  3. 簡単な文法の問題集を繰り返し解く。

 言語の学習は、できる限り苦痛無く取り組むことが大切です。ここで紹介した英語学習のコツは子供ものの負担をできるだけ減らしてあげることができます。是非試してみて下さい。

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